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ポルシェの全塗装にかかる費用相場とは?メリット・デメリットについて

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ポルシェの全塗装にかかる費用相場とは?メリット・デメリットについて

ポルシェは昔から愛好家が多く、初期から生産したモデルでも今なお現役で70%近くが走り続けていると言われます。

ここでは今まで愛用してきたポルシェを、この先の未来まで美しい状態で乗り続けるための全塗装に関して費用相場やメリット・デメリットを踏まえて解説します。

ポルシェに全塗装が必要な理由

ポルシェは「スポーティーなトラベルカーを作りたい」というコンセプトのもと製造された名車であり、今もその意志とデザインを受け継いでいます。

そのために他のスーパーカーと異なり、車をコレクションしているというよりもその性能を楽しむために普段遣いをされていることが多い車です。

リセールバリューの高さもあり、近年では人気がさらに高騰傾向にあり中古価格でも高値で推移しています。

前述のようにポルシェは資産価値が下がりにくい特徴がありますが、価値を落とさない為にも美観を維持するためのコーティングや再塗装などを行い、資産価値を維持する必要があります。

ポルシェを再塗装するタイミングは2種類

一般的にポルシェを再塗装するタイミングは大きく分けて2種類で、「事故で塗装が剥げた場合」と「経年劣化によるメンテやイメージチェンジ」を行う時に施工します。

事故で塗装が剥げた際の補修

ポルシェなどのラグジュアリーな車に乗っていると、些細な傷などが気になるものです。

特に不注意でぶつけてしまった場合などでは、塗装が大きく剥げてしまいます。

見た目が悪くなるだけではなく、車体に錆が発生する原因にもなるので、できれば早期に対処した方が良いです。

経年劣化によるメンテやイメージチェンジ

ポルシェの初期モデルなどは1948年から走っており、大切に乗られているとはいえ塗装も多くの車両では経年劣化で徐々に色褪せてしまうことや、本来の色味ではなくなっている車体などもあります。

車体を保護する上でも、定期的に全塗装でのメンテナンスが必要になります。

また、イメージチェンジで車体の色を部分的に変更することや、全塗装するケースなどもあります。

部分塗装と全塗装の費用の違い

部分塗装と全塗装の費用の違い

ポルシェを塗装する際に、部分塗装と全塗装とでは塗料を塗る範囲が異なるので当然費用も異なります。

それぞれの費用相場は以下のようになります。

部分塗装の費用相場

部分塗装をする際には、多くの場合が傷や凹みなどで塗料が剥げたものを塗り直します。

修理費用以外での部分塗装の費用は、一般的に下記の通りです。

塗装箇所費用
フェンダーペイント30,000円〜60,000円
ドアペイント40,000円〜60,000円
ボンネットペイント40,000円〜90,000円
ルーフペイント60,000円〜120,000円
トランク・リアゲートペイント40,000円〜60,000円

全塗装の費用相場

全塗装をする状況としては、経年劣化で塗装が色褪せたり、剥げてしまった場合や、他の店舗で塗装をした際に納得いく仕上がりでなかった場合に行います。

全塗装の費用は、一般的に300,000円から800,000円が相場になります。

車体のコンディションなどによっても費用は異なり、メタリック塗装やキャンディ塗装などを施す場合にはさらに費用が発生します。

ポルシェを全塗装するメリットとデメリット

ポルシェを全塗装するメリットとデメリット

ポルシェの全塗装を検討している方は、次のようなメリットとデメリットがあることを事前に把握しておきましょう。

ポルシェを全塗装するメリット

ポルシェを全塗装するメリットとしては、次のようなことが挙げられます。

購入した当時の色に戻る

全塗装する最大のメリットは、塗装を購入時のような状態に戻して新車のような輝きを再度取り戻すことです。

使い込まれた商品は味わいが増して、良い風格を醸し出しますが車の塗料に関しては色褪せてあまり綺麗なものではありません。

本来の色に戻してあげることこそ、ポルシェの魅力を最大限に発揮させることができるのではないでしょうか。

愛車を好みの色に塗り替えることができる

車に対するこだわりは、車の値段に関わらずお好きな方は多いはずです。

特に好みの色などが変わってしまった場合などでは、全塗装することで車を買い換えることなく自由に色を変更することができます。

ポルシェでは、メーカーが製造する際に指定塗料として、RM、PPG、スタンドックスのいずれかの水性塗料を使用して塗装しますが、指定された塗料を使用して再塗装する方法や、ディーラーから販売されている色以外でもオリジナルで好きな色に変更できるのが魅力です。

964型のポルシェファンの間で人気のカラーである、ミントグリーン、ルビースター、マリタイムブルーなどのカラフルなボディカラーにも変更が可能です。

ポルシェを全塗装するデメリット

ポルシェを全塗装するデメリットとしては、次のようなことが挙げられます。

技術不足の業者もあり仕上がりが不安

多くのポルシェディーラーは全塗装をする際に、コーティング施工を内製化しているポルシェセンターが少ない為に下請け業者が施工することがあります。

どこで全塗装をしているのかわからないと共に、施工技術などの評判も確認し難いので実際に仕上がりを見るまで安心できません。

決して安くないポルシェの大切な車体塗装を、仕上がりが不安な業者に依頼するのは博打に近いものがあるので十分に精査して依頼したいものです。

業者によっては塗装の耐久性に違いが出る場合もある

塗装の耐久性は、施工業者の施工方法によって大きく変動します。

表面の塗装は、どの業者もある程度の仕上がりで施工しますが、しっかりとした下地処理を施工しない業者が全塗装すると、10年もたずに塗装が剥げたり、耐久性が大きく変わります。

また、通常の自動車の場合では塗装面の厚さは約100μm前後になりますが、ポルシェは通常の自動車よりも塗装膜が厚く150μm前後あるので理解した上での施工が必要です。

専門的な知識を得たプロにより、凹みや小さな傷など遠目で分かり難い場所も丁寧に処理して塗装をしてもらえる業者を選定する必要があります。

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まとめ

ポルシェの全塗装にかかる費用相場と、全塗装のメリット・デメリットについて解説しました。

長年所持して愛用される方が多いポルシェでは、その資産価値を維持する上でも定期的なメンテナンスと全塗装でのボディーケアが必要になります。

全塗装では、美しい景観を保つことができますがその反面で、安心できる施工業者に任せないと耐久性が落ちることや色がイメージと異なることなどもあります。

全塗装するには少なからず費用が発生しますが、値段だけではなく丁寧な仕事をする業者の選定がポルシェの価値を末長く維持してくれます。

ポルシェはスポーティーな走りと美しいフォルムの外観が魅力の車なので、日々のメンテナンスは欠かさないようにすると末長く魅力を堪能できるでしょう。

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この記事の監修者

オクタゴンスタイル代表 藤本 武丸

1980年に創業した㈲八起自動車工業を継承し、自動車板金塗装会社として、長年多くのを塗装・修理を行ってきた。
長年培ってきた知識と技術、さらに貪欲に最新技術を学び、常に最高品質の施工ができるよう努めている。

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