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カーラッピングと塗装の違いって?それぞれの特徴や費用相場について

カーラッピングと塗装の違いって?それぞれの特徴や費用相場について

車のカラーは見た目のイメージを大きく変えることができるので、購入の際に重要視されるポイントのひとつです。

近年では、盛んにカラーチェンジが行われるようになりましたが、どのような方法があるのか分かりにくいものです。

ここでは、車のカラーリングをする際に選択するカーラッピングと、塗装の違いを解説します。

カーラッピングと塗装の違いとは?

カーラッピングは、塗装の上から専用のカーラッピングフィルムを貼ることで、車体全体や一部をカラーリングする方法を指します。

一方で、塗装は車体に塗料を吹き付けて車体の色を変えます。

それぞれの特長と費用相場は次のようになります。

カーラッピングの特徴と費用相場

カーラッピングの特徴と費用相場

カーラッピングの特徴は以下の通りです。

フィルムを貼るのでいつでも元どおりの色に戻せる

塗装は一度元の色を削り塗り直しますが、カーラッピングはフィルムを貼るだけなので、元の色に戻したくなった際にはすぐに戻すことができます。

印刷フィルムなので繊細なデザインを再現できる

カーラッピングは、フィルムにデジタル印刷を行いますので、色やデザインの再現性が高くイメージ通りの色にカラーリングができます。

塗装に比べ施工時間が大幅に短縮できる

塗装は一般的に完成まで1週間程度納期がかかりますが、カーラッピングはフィルムを貼るだけで施工ができるので、最短1日あれば施工できるのが魅力です。

カーラッピングの費用相場

カーラッピングの費用相場は、車種によっても大きく金額が異なりますが一般的なフルラッピングで軽自動車などは30万円〜50万円、大型のワンボックスなどは100万円〜150万円程度が相場です。

塗装の特徴と費用相場

塗装の特徴と費用相場

塗装の特徴は以下の通りです。

色の再現性が高くスポット的な補修が得意

カーラッピングはシートを貼るので、スポット的に利用するとシール痕が見えるのに対して、塗装は色を調合して施工するので狭い範囲の塗装も修理痕が見立たなくできます。

耐久性が高い

カーラッピングは、3年程度年数が経つとフィルムを剥がす際にシール痕が残りやすくなる傾向があるのに対し、塗装は最低でも5年程度の耐久性があり、メンテナンスを定期的に行うと10年以上綺麗な状態を保つことができます。

塗装の費用相場

塗装の費用相場も車種によっても大きく金額が異なりますが、一般的な全塗装で軽自動車などは25万円〜35万円、大型のワンボックスなどは50万円〜60万円程度が相場になります。

カーラッピングと塗装のメリット・デメリット

カーラッピングと塗装のメリット・デメリット

カーラッピングと塗装のメリットとデメリットは次のような点があります。

項目メリットデメリット
カーラッピング・フィルムを剥がして自由に元に戻せる
・車体を傷から防ぐ
・繊細なデザインが再現可能
・施工期間が短い
・塗装よりも費用が高額になる
・耐久性が低い
・フィルムの継ぎ目が目立つこともある
・フィルムを剥がす際に塗装も剥がれる恐れがある
塗装・カーラッピングより耐久性が高い
・比較的安価で施工できる
・色の再現性と細かな補修もできる
・施工に時間が掛かる
・繊細なデザインなど再現できないものもある

カーラッピングと塗装はこのような方におすすめ

カーラッピングと塗装はこのような方におすすめ

カーラッピングと塗装では、それぞれに前述のような特徴があります。

どちらを選べば良いのか分からない場合には、以下の点で選ぶと良いでしょう。

カーラッピングはこのような人におすすめ

カーラッピングは次のような方におすすめです。

車の査定を落としたくない

車を全塗装すると一般的に査定が落ちる傾向にあります。

先々に中古車として販売することを検討している場合には、カーラッピングがおすすめです。

営業車への宣伝に使いたい

複数の車に同じカラーリングしたい場合や、営業車に宣伝としてワンポイントで広告を入れたい場合にはお手軽にカラーリングできるカーラッピングが良いでしょう。

独特な色味や細かいデザインにしたい

マットカラーなどの再現や、表面がザラついた見た目にしたい場合にカーラッピングが向いています。

また塗装で再現不可能な細かいデザインを施したい場合にも良いでしょう。

塗装はこのような人におすすめ

塗装は次のような方におすすめです。

部分的なリペアをしたい

古くなって塗装が剥がれた場合や、部分的に修理塗装を施したい場合には色の再現性が高い塗装がおすすめです。

カーラッピングでスポット補修すると、ラベル痕が発生するのに対し塗装では補修の境界線が分かりにくくなります。

塗装を長持ちさせたい

前述でも解説したように、塗装は色の劣化に対する耐久性が高く、末長く塗装を維持できます。

カーラッピングの耐久性は約3年前後に対して、塗装は約10年とされています。

比較的安価でカラーチェンジがしたい

車の全体をカラーチェンジする場合には、カーラッピングより塗装の方が比較的安価に施工することができます。

特殊なカラーリングでない限り、全塗装を検討している人は塗装がおすすめです。

まとめ

カーラッピングと塗装の違いや、それぞれの特徴、費用相場について解説しました。

カーラッピングと塗装では、前述のようなメリットやデメリットがあります。

利用する方の車種やシチュエーションにより、どちらを選択した方がよいか異なるので費用間と合わせてよく考えて決めると良いでしょう。

どちらを選択すれば良いか決めきれない場合には、板金塗装業者に相談してみると良いかもしれません。

ラッピングと塗装ならどっちが安いですか?
一般的にはラッピングの方が高くつきます。
・一般的なフルラッピングで軽自動車などは30万円〜50万円、大型のワンボックスなどは100万円〜150万円程度です。
・一般的な全塗装で軽自動車などは25万円〜35万円、大型のワンボックスなどは50万円〜60万円程度です。

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この記事の監修者

オクタゴンスタイル代表 藤本 武丸

1980年に創業した㈲八起自動車工業を継承し、自動車板金塗装会社として、長年多くのを塗装・修理を行ってきた。
長年培ってきた知識と技術、さらに貪欲に最新技術を学び、常に最高品質の施工ができるよう努めている。

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